東京の空間人類学 (JZ)

以前に読んだ一冊ですが、文庫本で安く出ていたので思わず買いました。陣内先生は、ヴェネチアで都市の保存などを学んだ後、戻られてからその研究を日本の都市でも試され、そのひとつが、この東京の読み解き本となったものです。歴史などと結ばれた立派なものです。工作舎から出た月島物語ふたたびは、その東京の中の月島だけを取り上げたユニークな本です。ここでも陣内先生が、作者と対談されている内容が、実に面白いです。またこの中で、東京が、元はヴェニスのような運河の都市だったのに全て埋め尽くしたり暗渠としてしまったのに対し韓国は、同じ道を歩んだ後、再び水を取り戻す計画を実行し、成果が、あがったことを、建築家のサイドから悔しがっていることも印象的です。
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by zappapa | 2008-09-10 21:24 | 今日の1册 | Comments(4)
Commented by GI at 2008-09-11 20:00 x
ありがとうございます。あいかわらず陣内先生は学生たちとゴムボートで隅田川や神田川を巡っているようです。オフィスになった「はしけ」などもあるようで、そういえば、Pink FloydのDavid Gilmourが所有しているスタジオも船の中。移動できるオフィスやスタジオって魅力的ですね。
Commented by (Y) at 2008-09-11 23:51 x
GIさん、お久しぶりですね! 一度月島の事務所に遊びに行きたいです。
Commented by (JZ) at 2008-09-12 03:04 x
昔ですが、パリの建築家ジャック・リュージュリーのアトリエもセーヌ河に浮かんだ船のアトリエでした。中は、もちろん優雅な世界でした。彼は、水中の建物や水中船のプロジェクトが、多くユニークな建築家でした。
Commented by GI at 2008-09-12 17:18 x
Yさん、月島の居酒屋でいっぱいやりましょう。JZさん、日本にもリュージュリーのような建築家が出て欲しいですねえ。これだけ運河があるんですから。
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