ポール・ルドルフとは関係ありませんが、これもオークションからのものです。イサム・ノグチの椅子です。かれは、家具や照明の時に独特のシンプルで美しい世界を構築しました。特に球体など丸い優しい形とその素材がマッチした見事な造形です。今回の椅子も3本足という安定でありながら心配になる雰囲気でこちらに訴えてくる印象です。ファブリックのザックリ感と縫い目の姿とシンプルでつるっとした脚とのバランスが、何か生き物のような生々しい感じが魅力的です。戦後間もない時の作品です。もうひとつは、彫刻ですが、小さいサイズですから大きい最終作への習作かもしれませんが、形の完成度やまとまりは、凄い印象です。男根のような印象、形の変化、テクスチュアーの拘り、メタリックで構成主義的な台座とのバランス。いろいろな要素が集まっていて驚きます。それでもナチュラルなものを一切排除していて別の彼のある一面の作品としての興味深いです。晩年のもののようです。
by zappapa
| 2013-12-26 22:44
| 今日の思い付き
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