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June 1, 1974 (JZ)

June 1, 1974というこのアルバム。ずっと忘れていました。兄との会話でようやく思い出しました。内容も全く記憶がありませんでした。何故このアルバムを昔、兄にプレゼントしたか?どうして兄が、そんなに好きなのか?完全に欠落した記憶を取り戻すためにYOU TUBE にて音源の一部を聴くことから始めました。ようやく聴いた覚えのある曲に出くわし、ちっと安心し、アルバムを入手することになりました。ジャケットは、有名なので覚えていましたが、演奏時の写真など記憶から消えていました。このジャケットの写真は、ミック・ロック氏によるものらしいです。彼は、日本でもロック写真の展覧会を開くくらいの有名な写真家です。この頃は、ロキシー・ミュージックからイーノと出会い、彼の音楽に傾倒していった時期です。それで昔、入手したのでしょう。今、聴くとリラックスした雰囲気やソフトでありながら、独特の毒気が、いいです。魅力的な感じです。CD盤でもボーナス曲がないのは残念です。このライブの全容を知りたい印象です。解説では、ソフトマチーンの創始者の一人、ケヴィン・エアーズの復帰ライブで友人なりこのアイランド・レーベルのアーティストが、参加したような話です。このレーベルにイーノもクリムゾン、EL&P などのプログレ・バンドもいました。チューブラー・ベルズで有名なマイク・オールドフィールドやヴェルヴェット・アンダーグラウンド系のニコ、ジョン・ケイルも参加しています。ケヴィンの姿は、先日紹介したソフト・マシーン3のアルバム内の写真に出ていたのが、やはり彼のようです。何故かクレジットがなかったような???多分ですが、ブート盤では、このアウト・テイク曲を集めたものが出ているようです。
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右端の人が、ケヴィンだと思います。
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資料1
by zappapa | 2013-04-15 22:22 | 今日の1枚 | Comments(2)
Commented by kyps at 2013-04-16 15:41 x
この作品についてミックが写真集のなかで下記のようにコメントしています。
Shot at Rainbow theatre , Finsbury Park. Outtake from the June 1,1974 cover session.
The Album was unique ( besides the musicians , which also included Rbert Wyatt and Mike Oldfield ) because it was release just 27 days after concert. It was the first time I had met Nico , who did a memorable rendition of The Doors' "The End."
Commented by (JZ) at 2013-04-16 21:49 x
貴重な資料を頂きましてありがとうございます。ミック自身の言葉が、あるのですから、かなり印象の強い思い出だったんですね。本当に27日後、1974年6月28日にリリースになっています。凄い早業です。ビックリです。ニコが、歌うドアーズのジ・エンドは、いいんですよ。短めのヴァージョンですが、彼女らしいオーラ溢れる印象のものです。ローバート・ワイアットは、まだ元気だったんでしょうね。
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