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信長燃ゆ (JZ)

”信長燃ゆ”の上下2冊を読みました。読み応えがありました。前半の素早く素晴らしい展開にドッとはまりこみました。信長と朝廷とのの戦い(近衛前久)が、凄いです。また、安土城の内容もかなりヴィジュアルな表現で驚きました。表紙に使われているのは、狩野永徳の松鷹図屏風で芸大にあるようです。安土城も彼の壁画が、ありましたし、ヴァリアーノを通じてヴァチカンに渡された安土城の屏風絵も彼の作品でした。どれも残っていないのが残念です。この芸大の松鷹図屏風は、ふたつあるようです。
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参考までに。
http://db.am.geidai.ac.jp/object.cgi?id=791
http://db.am.geidai.ac.jp/object.cgi?id=792
by zappapa | 2009-12-10 22:56 | 今日の1册 | Comments(3)
Commented by Kyps at 2009-12-11 21:11 x
狩野永徳の安土屏風は一体どこに行ったのでしょうね? 
最近、オーストリアで豊臣期の大坂を描いた「大坂図屏風」が発見されてました。
こんな風に、「安土城之図屏風」も意外なところで発見されると良いのですが・・・
Commented by (JZ) at 2009-12-11 22:19 x
先ずは、ヴァチカンを再度徹底的に探して欲しいですねえ。その大阪図屏風は、永徳のものだったのでしょうか?
Commented by Kyps at 2009-12-11 23:42 x
永徳の作ではなさそうです。
作者については今後の研究が待たれます。

屏風は、継ぎ手の部分が劣化するとバラバラになるそうです。
たぶん当時の西欧では補修する技術も無く処分されてしまうところを、お城の内装材として使ったのでしょう。
屏風にとっては不幸なことですが、そのおかげで現存したともいえます。
複製屏風ですが、秋に大阪城博物館で展示会が開かれてました。

これとは別に、新潟でも「御所参内・聚楽第行幸図屏風」が見つかりました。
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