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ALDO ROSSI / VARIANCE (JZ)

昨日、話にでましたアルド・ロッシの最晩年の作品、VARIANCE です。1995年、フロリダにある海の家です。シンメトリカルなプランです。彼好みのドーリア(ドリス)式ジャイアント・オーダーの柱が、入口正面に立っています。海の家ということもあり白亜の建物です。1階の海側に光を遮るテラスが。中央の階段上にトップライト。その廻りに開放的なテラスを配置したシンプルでありながら気品のある姿です。入口側には、屋根付きの通路がありロッシ独特の雰囲気があります。インテリアは、いたってカントリー・アメリカン・スタイルでリラックスできる感じで仕上げています。彼のドローイングが、キッチンのタイルに使われていて楽しいです。残念ながら、この2年後、1997年に亡くなってしまいます。
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参考までに。
資料1
by zappapa | 2014-05-28 21:54 | 今日の思い付き | Comments(0)

プリツカー賞 (JZ)

メモリアル・ディのホリディをはさんで私事の祝い事を無事に済ませることが出来ました。幸い天候にもめぐまれ日焼けしたくらいです。さて、個人的な祝いにちなんで好きな建築家アルド・ロッシが、かつて受けたプリツカー賞のものを紹介します。この賞は、今では有名なものです。昨年が、伊東豊雄氏、今年が、坂茂氏と日本の建築家の受賞が、続いています。アルド・ロッシは、1990年に受賞しました。残念ながら1997年に亡くなっています。晩年の作品を最近雑誌で見つけました。最後まで丁寧な仕事をしていたことが嬉しく思えました。後日、紹介させて頂きます。この賞のメダルの表は、ライトの先生でもあるルイス・サリバンのデザイン・モチーフが、使われているようです。入手した資料表紙のメダルの廻りの白いラインは、誰かのいたずら書きのようです。ご了承下さい。ついでにその翌年、1991年の受賞者は、アメリカの建築家のロバート・ヴェンチューリでした。
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by zappapa | 2014-05-27 21:46 | 今日の思い付き | Comments(0)

MORE (JZ)

ピンク・フロイドによる映画モアのサントラ盤です。1969年です。以前からこれも気になっていましたが、出会いがありませんでした。シド・バレットが入っているか?定かではありませんでしたが、残念ながら既に去った後でした。この映画自身にも出会えませんでしたが、主役の女性、ミムジー・ファーマは、その後の映画、暗黒街の二人(アラン・ドロンとジャン・ギャバン、1974年)で彼女を見てしっかり記憶していました。ジャケットの色合いが、ソラリゼーション風と相まって美しい印象は、今も変わりません。さて音楽ですが、曲やサウンドにヴァリエーションは、結構ある感じですが、ロー・バジェット風の音楽で実際の映画とマッチしたのかは、定かではない印象です。それでもその後、同じ監督の映画の音楽を再度担当しているのですから成功だったのでしょう。ウィキペディアでは、その前にキューブリックの映画、2001年宇宙の旅の音楽担当の話が、あったとか。ちょっと驚きです。
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by zappapa | 2014-05-23 21:44 | 今日の1枚 | Comments(0)

ポール・ボネ #9 (JZ)

ポール・ボネ氏の作品の続きです。今日紹介する一冊は、ポール・ヴェルレーヌの1889年の雙心詩集(Parallèlement)です。ボネ氏によるものは、1933年のもののようです。限られた1枚の写真からなので詳しいことが、分かりませんが、厳格な風格を持った作品です。ハードカバーが、アイボリーのような部品により封されるている感じです。このアイボリー系のアクセント色と地の赤系の色が美しいマッチングです。柄は、点描と短いドット・ラインですが、品のある姿です。中には、ピエール・ボナールによる絵が、添えられているようです。
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参考までに。
資料1
資料2
by zappapa | 2014-05-22 21:57 | 今日の1册 | Comments(0)

The Agony and the Ecstasy (JZ)

1965年の映画 The Agony and the Ecstasy です。大昔に日本のTVで放映されたものを白黒画像で見た記憶があります。当時は、まだ建築や絵画のこともよく分からない時期でしたが、チャールトン・ヘストンが、好きだったことと、天井画を描く時に絵の具が、目に入って大変に苦労するシーンが、強烈な印象でこの映画を覚えていました。今回のDVD盤は、最近、デジタル画像処理を行ったものらしく、美しいカラーで仕上がっていて有難いです。ミケランジェロの風貌は、個性的なのでなかなか適任の人が見つからない印象ですが、チャールトン・ヘストンは、かない上手い選択だと思います。相手役のユリウス二世は、レックス・ハリソンです。もうひとつ好みに俳優ではありませんが、頑張っています。ミケランジェロの天井画は、1980年代に修復がスタートし見事なオリジナルの美しい色が、取り戻されました。この映画の時期は、何百年の汚れが付いたままの時代なので描かれるシーンの色も以前のくすんだ色調のままです。それでもどのように天井にフレスコ画が描かれていくのかを丁寧に表現されています。オリジナルの天井の星が描かれてあるシーンも登場しますが、このシーンは、後年のチェザレ・ボルジアを描いた漫画、チェーザレ 破壊の創造者(惣領冬実)に出てくるカラーのインテリアの絵にも影響を与えたことと思われます。とにかく素晴らしい絵画の歴史を楽しめる作品です。ヴァチカンのサンピエトロ教会のファサード廻りの建築工事のシーンも面白いです。勿論、建築家のブラマンテやラファエロも登場します。
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by zappapa | 2014-05-21 21:59 | 今日の1枚 | Comments(0)

I PURITANI (JZ)

ベッリーニの最後のオペラ、清教徒(イ・ピューリターニ)を観賞することが出来ました。なかなか演目としてお目見えが少ないものらしいので有難いものでした。というのもベッリーニ作品全般に言えることことですが、高音域の歌が多くこれを近年では、なかなか歌える歌手が揃わないことがあるようです。今回のストーリーは、シンプルで分かりやすいのとダイナミックに物語が変化してゆく流れが、見事でスピーディーな進行が、大いに楽しませてくれる作品でした。メロディーの美しさなど出色のものですが、舞台の装置がそこまでの豪華さでなかったのが残念です。イタリア人の指揮者とロシア人の主役のソプラノ歌手は、夫婦だそうで息も合っていました。前半は、喉の調子がもうひとつでしたが、どんどん後半にかけて良くなって行きました。相手方の黒人テノール歌手は、伸び盛りで人気者です。もうひとつ体格が大きかったらなあと残念な思いでしたが、イタリア風の美しく甘い歌い方は、なかなかのものでした。
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by zappapa | 2014-05-20 21:36 | 今日の思い付き | Comments(0)

ポール・ボネ #8 (JZ)

ポール・ボネ氏の作品の続きです。今日紹介する一冊は、1955年とデコ時代からずっと後のものです。ギリシャ時代(紀元前700年頃)のヘーシオドスによる神統記(テオゴニアー)です。今までのサイケ的な要素や自然を簡略化したものなどが上手く取り入れられてシンプルに何か植物や動物の新しい生命の誕生をシンボル化したようにも思えます。タイトルは、ギリシャ文字での表記のようで独特のデザインがこれで引き締まって見えます。
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by zappapa | 2014-05-19 21:38 | 今日の1册 | Comments(0)

JAZZ (JZ)

ライ・クーダーの古いアルバムの JAZZ です。何故かこの作品も出会いが今までありませんでした。個人的なイメージでは、彼とジャズと結びつかない印象があったことも遠ざけて来た理由かもしれません。聴いてみると素晴らしい内容で驚きました。彼のアメリカン・ミュージックのルーツ探しの旅が、ジャズにも向かっただけだったと思えば納得のいく1枚です。ジャズの世界の人でこんなルーツ探しのアルバムは、知りませんので大変貴重なもののように思えます。演奏では、ギター・パートがかなり出てくるので単なるジャズの原点だけのサウンドでないのもいいです。あくまでも彼の探し求め、その中で自分が、ひとつの個性として参加することで生きているサウンドとして再生された姿とでも言えばいいのでしょうか。実に目の付け所が、しっかりしています。彼のメキシカン・サウンドの影響があるアメリカのディープなものよりさらっと仕上がっている印象です。こちらも歳を重ねてようやく馴染めるのかもしれません。
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by zappapa | 2014-05-16 21:53 | 今日の1枚 | Comments(0)

ポール・ボネ #7 (JZ)

ポール・ボネ氏の作品の続きです。今日紹介するものは、これまでのものの延長戦にあるデザインではありますが、明らかに60年代後半からのロック絡みのサイケデリック・アートへと繋がる要素が、より鮮明になっている作品に思えます。1930年に既に進んだデザインを創作していたんですねえ。。。。彼とロックのアートが結びつくなんて思ってもいなかったので嬉しいやら驚くやらです。感覚的な印象では、マチス辺りの影響からボネの流れがありそれがロック・アートに結びつく感じでしょうか。。。。本自身は、ギヨーム・アポリネールCalligrammes です。1918年が、初版らしいです。詩を絵文字のように並べて新たなる解釈や意味が加わる豊かな作品です。デザインもこの内容から来ているでしょう。 更に中にはデ・キリコの挿し絵が、あるようです。表紙にデカデカと彼の名前が、出ています。これは、本物を見てみたいものです。
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参考までにサイケデリック関連のイメージ。
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アポリネールのカリグラムス。
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by zappapa | 2014-05-15 21:47 | 今日の1册 | Comments(0)

ポール・ボネ #6 (JZ)

ポール・ボネ氏の作品の続きです。前回の紹介本の横に写っていた1冊です。ポール・ヴァレリーが、ローマ時代の詩人ウェルギリウスの LE BUCOLIQUES (仏題)を訳したものらしいです。英語では、Eclogues。ラテン語では、Eclogae。日本では、牧歌というタイトルです。深いブルーの海のような、空のような世界に鳥の群れが、羽ばたいています。同じ色で反転したラインで海の波が、下部に見えます。この中に船のような、大陸のような世界に生命力のある樹の幹が、真直ぐ育って行こうとしているようにも見えます。赤系統の水平ラインは、シンプルな直線で生命の向こうに位置しています。いろんな障壁や苦難などのシンボルでしょうか?1943年ですから第二次世界大戦の終局時のようです。アール・デコが過ぎデザインも新たなる方向に向かっています。
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by zappapa | 2014-05-14 21:54 | 今日の1册 | Comments(0)