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FRANCESCO PRIMATICCIO (JZ)

ドローイング集の本の中から見つけた1枚です。FRANCESCO PRIMATICCIO (フランチェスコ・プリマティッチョ)(1504-1570) というイタリア人作家です。時期は、マニエリスム期です。知りませんでしたが、彼は、有名なジュリオ・ローマーノの弟子でマントヴァでのテ宮殿の仕事を手伝っています。その後、パリに移り初期フォンテンブロー派の一人となっているようです。先日もご紹介しましたロッソ・フィオレンティーノの影響もあったりで2人の関係にも興味が出てきました。先日紹介しました Juste de Juste とも関係が、あった仲間でしょう。そもそもフォンテングロー派などフランス系には、興味がありませんでしたが、結局イタリアの人たちが、創っていったものなのではと思われ、こちらにも興味が出てきました。さて、この絵ですが、円形の中に円錐のフレームの中に人が座っているものです。ドローイングのためなのか簡略化されたフレームが、近代的な空間のように新鮮です。また、シンメトリーに見せかけていますが、この円筒も焦点を微妙に左にずらしています。また、円の輪が、それぞれで遠近を少し壊し、深い円弧などを混ぜて、独特のドラマチックな空間を創っているようにも思えます。人物の位置、顔の位置でもシンメトリーを崩させています。足のXの重ねのポーズから宗教的な鳩の化身のようにも見えたりでいろいろ楽しめる作品です。
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フォンテンブロー派で有名な絵の一点です。昔、レッド・ツエッペリンの海賊盤のジャケットで強烈に覚えています。
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参考までに。
http://yaretoho.exblog.jp/16936919/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%AA
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E6%B4%BE
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8E
http://en.wikipedia.org/wiki/Juste_de_Juste
by zappapa | 2011-10-28 22:11 | 今日の1枚 | Comments(0)

内田光子 モーツアルト (JZ)

内田光子さんのモーツアルトのものです。ジェフリ-・テイト氏といつもどおり息の合った世界です。以前にも紹介しました彼らのアルバムのジャケットの写真が似通っていますが、彼女の衣装はちゃんと着替えていますね。日本でより海外での評価、人気が高いです。詳しくは知りませんが、2011年のグラミー賞を受賞されていらっしゃるようです。
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参考までに。
http://yaretoho.exblog.jp/16145179/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E7%94%B0%E5%85%89%E5%AD%90
by zappapa | 2011-10-27 21:51 | 今日の1枚 | Comments(0)

ドラゴン (JZ)

オークション・カタログで見つけた1枚です。江戸後期の竜の彫刻としか表示されていません。されど、以前にご紹介しました、甲冑造りの家元の明珍家の作品だと思われます。以前に紹介したものは、明珍宗察 (みょうちん むねあき、1681-1751)とあります。その後も引き継がれながらも伝統芸的に守ったものもあるでしょうから、この作品も明珍宗察、もしくは、その後の代の作ではないでしょうか?タイトルの19世紀とあるものの、他の作品でもそれ以前のものもありましたので。。。また、これも足の部分が、動くようです。以前に紹介したものも同じ様に動くものです。懲り方では、今回のものの方が単純で小ぶりのように思えます。また、色合いも黒っぽくなく茶系のもので幾分優しい印象です。形も尻尾の振りなどは同じですが、足の形や頭の向きなども違います。他にもいろんなヴァリエーションがあるように思います。この伝統の彫金技や美意識の高さは、素晴らしいものです。
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昨日、アップルの創始者、スティーヴ・ジョブズ氏の伝記本が、世界同時発売となりました。ニュースの中で日本との繋がりで禅や三宅一生氏など面白い話を見ました。この本が竜のように詰まれた写真が印象的でした。
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参考までに。
以前投稿の竜は、こちらです。
http://yaretoho.exblog.jp/16059082/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%8F%8D%E7%81%AB%E7%AE%B8
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%8F%8D%E4%BF%A1%E5%AE%B6
by zappapa | 2011-10-26 22:01 | 今日の1枚 | Comments(0)

現役 もろもろ (JZ)

現役の関連です。チック・コリアが、70歳記念のイヴェント・コンサートを精力的に行っています。夏からは、ZPZと共にリターン・トゥー・フォエヴァーの一員として活躍。今回の顔ぶれも豪華です。スタンリー・クラーク、ポール・モチアン、ゲーリー・ピーコック、ジョン・マクラクリン、ゲーリー・バートン、ジャック・ディジョネットなどなど。ZPZとのツアーでもドゥイーズルとキング・コングのソロで素適な演奏をしていました。ザッパ先生より半年若いだけですが、今もバリバリの現役。ザッパ先生も元気だったらなあ。。。。とつくづく思ってしまいます。こちらの新聞で見つけたイヴェント紹介のところでのコラージュ写真です。円形のマジソン・スクエアー・ガーデンを上手くコロッセオと置き換えてありますが、大都会の狭間での古代の建物は、SF 的で面白いです。最後に日本発の料理の鉄人の番組が、こちらのUSヴァージョン・モノで好評で、新しくまた始まっています。有名なレストランのシェフが競うのはここでも同じです。女性のシェもの活躍しているようです。ケーブル系の番組です。
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参考までに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%A2
by zappapa | 2011-10-25 21:32 | 今日のニューヨーク | Comments(0)

WARHOL - MAO (JZ)

オークション・カタログからです。1973年の作品 MAO です。日本では、毛沢東。英語読みだと Mao Tse-tung マオ・トゥー・タンです。この作品は、いろんなヴァリエーションがありますが、記憶では大きいサイズのものだったと思います。今回のものは、30CM x 25CM と小さめのものです。裏側も見れました。それからこのオリジナルのソースと思われる写真も出ていて興味深いです。1982年に北京でのウオーホール自身のポートレイトもありますが、遠くに MAO の顔も見えこれも面白い効果を出した1枚です。中国が、現在のように力を持ってくるとこの作品の注目度も当然のように高まってきていることでしょう。
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元となった写真。
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74年の本人が、この作品を持っているところ。
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1982年北京にて。
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ウオーホールの下書きのスケッチ。
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他のヴァリエーション。
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参考までに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%AB
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%9B%E6%B2%A2%E6%9D%B1
by zappapa | 2011-10-24 22:15 | 今日の1枚 | Comments(3)

R GALLAGHER-BLUEPRINT (JZ)

今週は、締め切りに追われドロドロの毎日ですが、今日、提出で一区切りの予定で少しホッとしています。さて、ロリー・ギャラガーのアルバム、ブルー・プリントです。1973年の作。LPでは、持っていましたが、今回イーグルのレーベルに移ってCD化されたものです。昔は、イギリス、日本ぐらいでしかCDが出ていなかったので有難いです。ボーナス曲は、彼の場合必ずと言ってもおいいくらいに付いています。ガンガンに作って録音し、気に入ったものだけを出していたのかなあ?と想像します。一番好きなアルバム DEUCE の後に出たものですが、少しサウンドは、キーボードも入りトリオのサウンドから変化し、軽くなった印象です。元気な姿は相変わらずでギターが響きます。
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参考までに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%83%BC
http://en.wikipedia.org/wiki/Blueprint_(Rory_Gallagher_album)
by zappapa | 2011-10-21 22:19 | 今日の1枚 | Comments(0)

ペルッツィとオベリスク (JZ)

素描の本から珍しいペルッツィの作品を見つけました。彼は、建築家として有名で ローマにある Palazzo Massimo が、特にマニエリスム期の代表的な作品です。彼の理想的な建築群の絵は実に良く描かれていて興味深いです。その中で特にオベリスクがやはり目に付きました。このオベリスクのパワーは凄いと個人的に思われます。たまたま同じ時期に見つけた凄い写真も紹介します。これは、エジプトのアスワンにあるそうですが、製作途中でストップしたまま現在に至っているようです。物凄い存在感です。ヤマタノオロチの神話を思い出しました。フランスの写真家 Yann Arthus-Bertrand による素晴らしい1枚です。先ずは、ペルッツィの絵からです。
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眠るオベリスク。
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ペルッツィの他の2枚。
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ローマにある Palazzo Massimo。
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参考までに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A3
http://yaretoho.exblog.jp/15786737/
http://yaretoho.exblog.jp/15791253/
http://yaretoho.exblog.jp/16209466/
http://en.wikipedia.org/wiki/Yann_Arthus-Bertrand
by zappapa | 2011-10-20 22:43 | 今日の1枚 | Comments(0)

マリア・カラス (JZ)

マリア・カラスのベスト盤の1枚です。沢山出ているので取り合えず、取っ掛かりのつもりでのものです。素晴らしいのは勿論ですが、やはり驚きの多い印象です。以前から彼女独特の歌声に楽器のような強い人間離れしたものを感じていましたが、やはりそのようです。特に絶唱や高音域での特徴は際立っているように思います。そのせいか、甘いプッチーニの作品でも審美的にならず、別の曲のように思えてくる印象です。以前、確か彼女は、プッチーニの曲が、簡単過ぎるので余り好きでないような言葉を聞いて驚きましたが、今は、少しだけ彼女の歌声からそんな意味も理解出来るような気がします。とにかく今後、ゆっくり他の作品も聴いてみたいです。
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参考までに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9
by zappapa | 2011-10-19 22:18 | 今日の1枚 | Comments(0)

BERNARDO BELLOTTO (JZ)

印象的な1枚のエッチングの作品をオークション・カタログで見つけて記憶に残っていました。今回彼の絵の本を見つけ初めていろんな絵画作品も見ました。先ずは、そのエッチングからです。ドレスデンの街中の廃墟の場面です。時期は、1765年頃です。戦争もしくは、街の区画整理でしょうか?ものものしい状態です。エッチングと同じもので絵画がありますので絵画が先に出来たのでしょう。また、更にこの廃墟以前の状態も彼の絵で見つけました。1744年以降らしいです。建築的に実に興味深い2点です。更に彼は、有名なカナレットの甥っ子です。小さい頃は、カナレット自身から学んだ正統派です。ポーランドやウィーンで活躍したようです。
先ずは、エッチングでの廃墟風景。
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油絵で。
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ディテール。
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廃墟以前の状態の風景。
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参考までに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%B3
by zappapa | 2011-10-18 22:30 | 今日の1枚 | Comments(0)

BIG NEIGHBORHOOD (JZ)

マイク・スターンのアルバム BIG NEIGHBORHOOD です。2009年の彼の一番新しいものです。スティーヴ・ヴァイが、参加しているのでザッパ先生のファンとしては聴いてみたいと思っていました。ジャケットは、ニューヨークの雰囲気と彼とがマッチしています。いつもの彼という印象です。さて内容ですが、全体にバラエティに富んだ秀作でした。2,3曲は、ヴァイとカリフォルニア側で録音したものがありましたが、ヴァイの良さを引き出し、自分もその世界に入って新しいエネルギーやスタイルを素直に学んで大きく吸収していっているような印象で面白いです。ギターの音色もしっかりヴァイ風にしています。早弾き以外のネッチリしたヴァイの世界を一緒に楽しんでいる印象です。1曲目は、そのアルバムのタイトルにもなった曲ですから、今回の意気込みが、ヴァイとの曲に賭けてる印象です。他では、パット・メセニーのような軽く爽やかなサウンドのギターがリラックスしながらウタッっています。まるで自分で好きなギターリストやジャズのコンピレーションしたアルバムのようで、どんどんいろんな世界が現れます。彼自身の興味の広さが上手く出たように思います。翌年、このアルバムは、グラミー賞にノミネートされたようです。間口の広さを更に磨いて進むことを期待したいです。
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参考までに。
http://en.wikipedia.org/wiki/Big_Neighborhood
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3
by zappapa | 2011-10-17 21:56 | 今日の1枚 | Comments(0)