カテゴリ:今日のEP( 115 )

洋楽気分 (Y)

 僕は年に何回かですが、無性に洋楽、それもオールディーズと呼ばれる種類の音楽が聞きたくなります。それも突然何の脈略も無くやってくるのですが、今回聞きたくなったのはこれでした。
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 ご存じプラターズです。「煙が目にしみる」「トワイライト・タイム」「ユール・ネバー・ネバー・ノウ」そして「オンリー・ユー」。美しい声、美しい歌詞、正しい英語、そしてコーラス。ホッとする瞬間です。思うに第二次大戦後、アメリカがあらゆる面で日本を遥かに上回り豊かで自信にあふれた時代の曲です。こういう曲が聞きたくなるということは、きっと気持ちの中に何か心休まる物を求める気持ちがあるからでしょう。それにしても良いジャケットですね。総てにおいてホッとするレコードです。
by zappapa | 2010-01-08 00:53 | 今日のEP | Comments(2)

ただ今増殖中 (Y)

 最初はJazzの盤を集めていたのですが、欲しい物を集めて一段落したあたりから、もともと好きだった(集めるともなく集めていた)歌謡曲のシングル盤がポロポロと増え始めました。「やれとほ」を始めてからは、今までにも増して増殖している気がします。最近のレコード棚を紹介しますね。
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 もともと好きだった物、テーマを決めて意識して集めているもの、何だかんだで集まってしまったもの、などなどその由来・履歴は色々有りますが、シングル盤の良いところはやっぱりジャケット写真ですね。でもLPと違って「背」が無いので整理・分類しておかないと何がどこにあるか分らなくなりますから、ご覧のように仕切り板を入れています。それでも間違えて戻してしまうと、どこに行ったか分らなくなるので、使ったら元の場所に戻す、を励行しています。
by zappapa | 2009-12-14 22:07 | 今日のEP | Comments(4)

小唄から端唄、そしてさのさ…(Y)

 どこまで行くのか、我が家のシングル盤は小唄シリーズから端唄に突入しました。小唄シリーズは小唄と言っても「○○小唄」というタイトルがついた歌謡曲でしたが、端唄はさすがに「端唄」です。三味線と鳴物で歌い上げます。というわけで、kyps大兄リクエストにお答えして…。
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 市丸姐さんです。なんとも色っぽいですねえ。お若い頃はさぞや、と思わせるジャケット写真ですが、残念ながら一番活躍されていた時期はSP盤の時代なので、シングル盤は当然再発ということで、どのジャケット写真も似たり寄ったりなのが残念です。我々世代が良く聴いたのはせいぜい「三味線ブギウギ」ぐらいですから、詳しくはkyps大兄にご講釈いただくとします(笑)。

 つづきましては榎本美佐江さんです。榎本美佐江さんというと元巨人軍の金田正一さんの最初の奥さんだったというようなどうでも良い記憶の方が先に出てきます。
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 市丸姐さんの後輩という年代になるのでしょうか。昔は良く懐メロ番組に出られていましたっけ。ところで、この「お別れさのさ」のB面、「泣いて、泣いて、泣いて」の歌詞が凄いので、少しだけ紹介いたします。

吉川静夫作詞 吉田 正作曲 「泣いて、泣いて、泣いて」

 泣いて 泣いて 泣いて
 泣いて悶えて あきらめて
 あかの他人に なれるなら
 こんな苦労は ないものを
 一生も二生も わすれない
 女ごころは 未練でしょうか


 着てはもらえぬセーターを編み続けることは、女心の未練ゆえだと歌ったのは都はるみでしたが、「一生も二生も わすれない」と言っておきながら「女ごころは 未練でしょうか」と問い掛ける凄みにはちょっと(かなり)たじろいでしまいますねえ。

 (30日追加分です)
 ところでさのさと言えば忘れちゃいけないのが江利チエミさんの存在です。10代のデビュー当時は洋楽、特にジャズで一世を風靡されましたが、後に民謡や日本歌謡に大きく傾倒されて行きました。個人的にはジャズの時代のレコードはけっこう聴いていたのですが、このたび聴き直しています。そんなわけで一枚で芸者歌謡とさのさが楽しめるこの一枚をご紹介いたしましょう。
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「芸者音頭」/「新さのさ」です。しかしこの人も亡くなるのが早すぎました。かえすがえすも残念です。
 ちなみにこのシリーズはまだまだ続きます(笑)。
by zappapa | 2009-09-29 23:50 | 今日のEP | Comments(4)

シングル盤の整理方法 (Y)

 下半身クイズ・回答者の常連である林檎@さんより、どんな風にシングル盤を整理しているのか、というご質問がありましたので、blog上ではありますが、レコ棚の写真をご覧になって頂くのが一番だと思いますので、少しだけ紹介したいと思います。
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 レンズの歪みで水平・直角が出ていませんが(修正の下手さもあります)、要は奥行き16cmの作り付けの棚にただ放り込んであるだけです。ただ、LPジャケットと違って背表紙がないのでこのままだとどこに何かあるか分らなくなります。だから面倒でも仕切り板を入れて50音順にしています。でも一人の歌手が5枚を超えたら、歌手別の見出しをたてて、カタログ番号順に並び替えています。まあシングルでもLPでもその辺は同じですね。実際はこんな風です。
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 こうやって見ると大した枚数じゃないですね。林檎@さん、こんなのでよろしいでしょうか?(笑)
by zappapa | 2009-05-03 16:52 | 今日のEP | Comments(4)

ひと味違いました (Y)

男女のデュエットと言えば、そりゃあもうヒデとロザンナでしょうが(チェリッシュと言う声もありますが)、何ともはかなげな歌声と曲調が印象に残っている二人です。
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どうしたってヒデロザに比較してしまわれがちですが、今聴くとなかなか良いんですよ、Kとブルンネン。Kとブルンネンって何やねん? と言う感じかもしれませんが、当時明治大学商学部在学中だったKこと鈴木豊明と、これまたアメリカン・ハイスクール3年在学中のブルンネンことクリスタル・ブランネンのコンビは、ヒデロザの脂っこい感じとは違って、新鮮でした。と言うことでもう一枚。
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by zappapa | 2009-02-09 22:14 | 今日のEP | Comments(0)

何を聴いても懐かしいので… (Y)

 子供の頃から加山雄三のレコードは身近にありました。東宝映画では『若大将シリーズ』がゴジラとセット販売になっていたので、ほとんどリアルタイムに見ましたっけ。現在50歳前後の、後のギター少年たちは皆、意識のどこかでその当時見た『エレキの若大将』の影響が、かなりの程度あったことと思います。というわけで。
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上の『ブラック・サンド・ビーチ』は『エレキの若大将』のテーマ曲であり、映画の中のバンド合戦でも演奏されていました。下の『君といつまでも』は星由里子 演じるスミちゃんに向けて歌われた曲でした。
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 みんなジャケットの色使いやギターが一緒ですね。この3枚ではモズライトが使われています。寺内タケシも全面的に協力(?)していて、今聴いても実に素晴らしい楽曲ぞろいです。他にも何枚か手持ちがありますが、ギターが全面に目立っているのはこの3枚でした。
by zappapa | 2009-02-07 23:27 | 今日のEP | Comments(0)

どれもこれも懐かしい(Y)

 中古盤屋の軒先でシングル盤をパラパラとやっていたら、こんな懐かしいレコードが立て続けに目に入ってきました。これはもう買わねばなるまい。ということでレジへ向かったのでした。
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そりゃあもうマドンナの坂口良子が可愛かったのですが、海ちゃん役の桃井かおりがぶよぶよで、川谷拓三もいい味出していて、何とも配役にキャラの立っていたドラマでした。それに配役それぞれにテーマ曲が決まっていたのが、なんともストーリー進行に彩りを添えていました。このシングル盤にも「〈三郎〉のテーマ」とか「〈秀次〉のテーマ」が入っていて、一聴して番組の一場面が浮かんできました。
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こっちは上以上にキャラ立ちが凄くて、ストーリーはほとんど忘れましたが、キャラクターそれぞれに関しては絵に書けるように頭に浮かびます。やっぱり岸田姉弟の怪演が忘れられません。どちらも演奏は当時腕っこきの井上尭之バンドでした。
by zappapa | 2009-02-07 16:02 | 今日のEP | Comments(5)

♪ダンダンババア (Y)

 やれとほメンバーの(K)さんなら、すぐ分かってくれることでしょう! 「水谷ミミのもうすぐ30」です。 当時29歳の東海ラジオ(名古屋)の人気女性DJ・水谷ミミが出したシングル盤です。
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ローカルでは結構ヒットしました。懐かしいなあ…。ということは水谷ミミはもうすぐ60か、あるいはすでに60か。ジャケットを見ると発売年月日が1979年2月とあります。ということは29年前。水谷ミミももう58歳か…。
 ちなみにこの曲はこんなリフレインで始まります。

    ♪ダンダンババア ダンダンババア ダンダンババアダ
    ♪ダンダンババア ダンダンババア ダンダンババアダ


 つボイノリオといい、水谷ミミといい、我々の高校生時代のAM放送のアイドルDJでした。
by zappapa | 2008-11-10 23:58 | 今日のEP | Comments(0)

南沙織の最終回 (Y)

 別に南沙織が終わるわけではなくて、手持ちの南沙織のシングル盤紹介の最終回です。もちろん他にも彼女のシングル盤はあるでしょうが、僕の中ではこのあたりがおしまい、というような気持ちがあります。それでは順に紹介して行きましょう。

 これまで南沙織の楽曲を提供して来たのは、有馬三恵子と筒美京平のゴールデンコンビ(?)でした。なんとも南沙織の特徴のある歌声と、その世代感というようなものをこの二人は見事にすくい取ってきたと思います。しかし世の常、アイドルも年を取る、からかどうか分かりませんが、下の1975年発売の田山雅充作曲・中里綴作詞「人恋しくて」のヒット以降はいろいろな作家の曲にシフトして行きました。
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♪暮れそうで暮れない黄昏時は〜 というサビが耳馴染みが良いですね。まだまだ南沙織のテイストを十分に残しているので、違和感はまったくないです。もちろんヒットしました。ちなみに中里綴とは、西野バレエ団の江美早苗の作詞家としてのペンネームです。

 続いては作曲は筒美京平ですが作詞が落合恵子です。なんとももったりとした四畳半フォークのような曲調でじれったいです。
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 これはあんまりヒットしなかったんじゃなかったかなあ。個人的にはパス。

 次は作詞岡田冨美子・作曲林哲司の「愛はめぐり逢いから」ですが、TBS系のドラマ「結婚するまで」の主題歌とあります。残念ながらドラマの方は知りません。
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 アレンジはそれまでの歌謡曲、という感じからもう少し洋楽よりにシフトしていますが、別に南沙織である必要性が感じられません。以前のような♪青春なのねー♪と突き放したような若さ故の残酷さとかはみじんも無く、♪あなたもまた 寂しい人 心かさね 眠れるかしら♪と悠長なことを仰る。うーん、これまたパスの一枚。

 つづいて迷走気味の一枚。「街角のラブソング」。
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 つのだひろ作詞・作曲でロックンロール調。ジャケット写真もそのせいかフィフティーズを意識していますね。それにしても南沙織に前髪は似合わない(笑)。それは良いのですが、ロックンロールに南沙織ではねえ。ピンクレディだったら良かったのになあ。どうしても南沙織の声質ではリズムに独特のうねりが出てしまって、はじけ具合が今イチ足りません。ついでに天才アレンジャーの萩田光雄も珍しくはじけていません。

 続いては丸山圭子の作詞作曲による「木枯らしの精」。アレンジは前回に引き続き萩田光雄。
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 萩田光雄はこの頃はCBSソニーの楽曲アレンジを随分と手掛けていますが、やっぱり最高は一連の山口百恵の作品でした。なんでこんな余計な話を書いているかと言うと、つまらないから(笑)。
♪落葉 舞い散る公園通りで すれ違ったあなた♪なんてフレーズ、今時ゴミ箱にだって落ちていないし、
♪寒さ 知らずの私だけれど ちょっぴり体がふるえる♪に至っては…。寒さ知らずの主人公というのも画期的と言えば画期的ですが、そんなリアリティを歌謡曲に持ち込まれてもねえ(笑)。いわゆるニューミュージック系ライターというのは分け分からん!

 さて、好評企画(?)の南沙織シリーズですが、これがトリです。尾崎亜美作詞作曲「春の予感‐I've been mellow‐」、1978年の資生堂CMソングになりましたし、久々のヒットだったと記憶しています。
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 やっぱり尾崎亜美は天才ですねえ。ピロピロピロ〜のイントロとAメロの歌詞はいわゆるニューミュージックのそれですが、サビの
♪春の予感 そんな気分 時を止めてしまえば〜 の♪時を止めてしまえば〜 が効いていますねえ。メロディの区切りと歌詞のなんともいえない「それからどうなるの?」感が、南沙織の独特の声質のうねりに見事に重なって行きます。続いて
♪春に誘われたわけじゃない ときます。時を止めてしまえば、と考える自分と、春に誘われたわけじゃない、と少し冷静になる心の動きとがなんとも「春の予感」です。間奏のギターもストラトにコンプと軽くフェイズが掛かっていて、なつかしいサウンドです。ただ、ジャケット写真にフォーカスをかけていますね。春霞のつもりかも知れませんが、もう私は昔の南沙織じゃないのよ、ということなのでしょうか。肌の荒れ具合までさらけ出すような、ピントのバッチリあった写真はもう使えないのは当然としても。

 こうやって見ると「人恋しくて」までがいわゆる南沙織らしい南沙織で、その後の南沙織はその他のアイドル同様に新しい姿を模索するうちにタイムアップとなってしまったようです。その後篠山紀信のヨメさんになったのだから、世の中はわかりません。したがって、この企画もこれでおしまい。
by zappapa | 2007-09-24 14:19 | 今日のEP | Comments(6)

(K)さんにプレゼント from(Y)

 ネットで色々と探していたら、思いもよらずこんなのが引っかかりました。名古屋出身者としては見過ごせません。
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 B面の「一宮の夜」も名曲です。これはぜひ手許に置いておきたい一枚です。でもねえ、6969円からのオークションスタートなので諦めました。我らがつボイノリオの存在意義というのは、中京圏の人以外には分からないだろうなあ。つボイノリオの「金太の大冒険」といえば放送禁止つながりで、なぎらけんいちの「悲惨な戦い」という名曲も忘れられませんが。
by zappapa | 2007-08-21 00:58 | 今日のEP | Comments(2)