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御歳55歳! (Y)

 いろいろあってかなりビンテージのアンプを手に入れました。実は最近知り合った人のところでFender Champというすごく古い小型アンプでストラトを弾いたところ、レイラとまったく同じ音がしたので、それに影響を受けて欲しくなり、探し求めたものです。
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 1953年に製造されたFender Champion 600 tweed(5B1)というものです。もちろんプリもパワーも真空管、手配線で箱も単板です。なんと、御歳55歳! 本当にちゃんと音が出るかと心配しましたが、見事にノイズ一つせず渋い音を出してくれます。念のためとビンテージギターアンプの専門家に見てもらったところ、抵抗一つ交換してあっただけの、フル・オリジナルと行って差し支えのないもので、55年も経っているのにコンデンサーの容量も抜けておらず、非常に状態が良い状態の個体と言うお墨付きを貰いました。これは博物館ものなので、大事にこの状態を維持しなければなりません。さすがに真空管は消耗品ですから、これからスペアを確保して行かなければなりません。せっかくですので内部の様子も見て頂きましょう。
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by zappapa | 2008-08-31 10:22 | 今日の楽器 | Comments(2)
Commented by (JZ) at 2008-09-01 10:51 x
スゴイを通り越していますよ。恐れ入りました。僕は、自分の誕生日(数日前)に10Wの小さいアンプを家族にプレゼントしてもらいました。超安物ですが、音が、出て満足。30年ぶりに自分の335モデルのギターで楽しみました。コードのプラグが、どうもギター側の問題でしょう。時々ノイズをだしていましたが、しょうがないです。ちょうどアンプを手にしたら、こんな投稿にビックリタイミングで嬉しいです。
Commented by (Y) at 2008-09-01 22:08 x
僕は誕生日プレゼントにギターアンプをもらえる(JZ)さんが羨ましい(笑)。ノイズの件はギターのジャックの場合(断線しかけ)と、シールドのプラグの結線の接触不良の場合とありますから、一度中を見てみたら良いと思いますよ。
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