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FZ CHICAGO '78 (JZ)

さて次のアルバムは、CHICAGO '78 です。2枚組みです。メンバーが、一部76,77年バンドから変わっています。ドラムのテリー・ボウジオからヴィニー・カリュータに。ギターのエイドリアン・ブリューからアイク・ウィルスとデニーウォーレイに。ベースが、パトリック・オヘーンからアーサー・バロウに。とにかくベースとドラムが変わるのは久々。全体のバンド・サウンドにも大きく影響しています。それでもよりテクニシャンのメンバー参加によりパワフルなバンドと進化しています。ザッパ先生は、ギター・ソロとヴォーカルにどんどんのめり込んでいっています。1978年9月29日、シカゴでの夜遅くのショー#2のライブです。この2週間後の10月13日にニュー・ジャージーのパサイックでのライブは、白黒映像ですが、YOU TUBE で見られます。比較すると興味深いです。メンバーの位置も同じです。唯一旧メンバーのパトリック・オヘーンが参加しダブル・ベース構成で豪華です。彼が、当時どのようの参加し続けたのか興味が沸きます。曲構成や流れなど流石に変幻自在のザッパ先生とバンドの姿に脱帽です。小さく写っていますが、ステージに2台のギターが並んでいます。ひとつが、何時もの改良型SG。もうひとつが、ジミ・ヘンが燃やしたストラット・キャスターのボディを残し再生したもの。中盤にトレモロを使ったソロ辺りでこのストラット・キャスターでの演奏。残りは全てSGという使いまわしです。このトレモロ使用が、その後の88年でのライブでも新たなストラット・キャスター・モデルでの演奏に昇華して行くことになります。音質も良く十分楽しめる内容です。78年2月28日のハンマースミス・オデオン(ロンドン)での以前のメンバーによる演奏と比べると新曲の多い構成になっています。ハンマースミス・オデオンでのアンコールで新曲か知ってる曲のどっちにする?とザッパ先生が、聴衆に聞いています。その時は、知ってる曲で終わりましたが、多分この時期に既に新曲がどんどん生まれていたのだろうと想像します。
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参考までに。
資料1
by zappapa | 2016-11-10 23:14 | 今日の1枚 | Comments(0)
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