FZ ROAD TAPES #3 (JZ)

リリース予定の5月27日(金曜日)にちゃんと届きました。有難いことです。今回のアルバムは、ライブのロード・テープ・シリーズの3回目のものです。1970年7月5日、TYRONE GUTHRIE THEATER, MINNEAPOLIS, MN です。5月15日の母の日にズービン・メーター指揮によるロサンジェルス交響楽団と競演後たった一ヵ月半後でのコンサートです。メンバーは、その母の日のメンバーに元タートルズのヴォーカルの2人(フロー・アンド・エディー)が参加しています。彼らは、その母に日のコンサートに影響され直にメンバーとなったようです。短期間でよく歌詞を覚えて活躍しています。勿論アドリブやコーラス・アレンジなどの変化は出来ず正当なメロディを守っての内容ですが、さすがにレベルが高く、その後コンサートがどんどんどん彼らのヴォーカル重視に向かう可能性を見せてくれています。今回はまだイアン・アンダーウッドのサックスやクラリネット、キーボードに華を持たせています。というのもホット・ラッツバーント・ウィニー・サンドイッチのアルバムで重要な存在として活躍していた姿が、続いています。数ヶ月前には、特別にホット・ラッツ・バンドでインスト中心のコンサートを行った時の素晴らしいサウンドが、今回未だ残っています。そこにキーボードのジョージ・デュークが、黒人的なソウルフルでリズミカルな刺激を見せ始めている時期のようです。アンズレー・ダンバーのリズムも絶好調です。ジェフ・シモンズの浮かれたベース、渋いヴォーカルも素敵です。ザッパ先生は、彼らを取りまとめ、昔のマザーズ感と新しいマザーズ・サウンドをどんどん進めています。真に創造的な時期です。直に200モーテルズの映画化を行いジョン・レノンと競演などとにかく突っ走っていました。直に旧メンバーでの集大成盤、いたち野郎をリリースし、更に新メンバーでのチュンガズ・リヴェンジを続けてリリースする熱い時期です。そのチュンガズ・リヴェンジに今回のライブ音源が選ばれていたのには、ビックリでした。当時こんな凄いライブ・コンサートをまるごとライブ盤で出して欲しいと願ってました。まさか、46年後にこのように聴けることになる幸せを全く想像できませんでした。7月5日に2つのパフォーマンスを行っているのが丸々2枚のCD盤でまとめられています。それぞれのコンサートの違う曲の演奏部分を上手くつなぎ合わせて新たな1曲としてチュンガ・リヴェンジでA面最後を飾っています。この編集は、神業的なものであることも今回発見確認出来た事は、大いなる収穫でした。またそれぞれのコンサートも全く違う曲目で当時のレパートリーの豊富さと若いザッパ先生のひとつの頂点の演奏とワウ・ワウ・ペダル多用のギター・ソロがサイコーです。アレンジ、スピード、一体感など充実感の素晴らしさは、脱帽です。多分一番好きな時期の演奏で興奮状態です。最近ロキシーの73,4年の頃の音源ばかり聴いていたので今回のサウンドは、それ以前のスタイル。ファンキー・サウンドでなくジャズとロック共存時代の頂点の時期のように思われます。アルバムをまとめたジョー・トラヴィスに拍手と感謝の思いのみです。細かいレベルでの発見が、どんどんある貴重なアルバムです。音源は、まずまずですが、解説でオリジナルのテープに問題がありCD化は、いろいろ大変だったようです。幾つかのテープを継ぎ接ぎしたような箇所もありますし、曲と曲の流れで???という所もありますが、不必要な部分を消したと解釈しています。
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by zappapa | 2016-05-31 21:30 | 今日の1枚 | Comments(0)
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