ザッパ先生の100枚目にあたる新譜 DANCE ME THIS のスキャン画像を紹介します。ジャケットの表紙は、DAN ELDON というジャーナリストでありアーティストの人のものです。この人のことは、次回に紹介します。最初の印象はザッパ先生が仕上げた音源としての最後の作品ということもあって感傷的になった状態で聴いていました。週末には、だいぶ気分も変わり楽しむ感じで接することが出来ました。最後の作品ということで無駄な部分がなく、メインのサウンドだけで成り立っているように思えます。ホーミーのグループとの出会いからイマジネーションが、広がり作品化したことを素直に最初と最後で表し、それらから発展及び興味の流れがそれらを繋いでの構成です。シヴィリゼーション・フェイズ3とのつながりが興味深いですが、よりパーソナルな趣が働いている感じです。彼の最晩年の人生をアンビエント化して息するストーリーを読み聞いている感じで僕のバイオリズムと良く呼応してくれて心地よい気分にさせてくれるものでした。愛情に溢れたメッセージだったのでしょう。満足です。トレーシング・ペーパー(マイラー)に写真を刷ったものが、ありますが、荒い画像が、正しい画像です。色が、薄く裏のような印象ですが、これが、表のようです。ビーフハートのBAT CHAIN PULLER の時も同じようにトーレシング・ペーパー(マイラー)を使用しているのですが、その時は、文字だけの印刷でした。今回は、より薄いものを使用し裏映りの画像が、より鮮明でありながらレイヤーが掛けられた雰囲気を出そうとしてのではないか?との思いです。
by zappapa
| 2015-06-29 22:07
| 今日の1枚
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Comments(3)
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kyps
at 2015-06-30 05:23
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誰、このアジアっぽい人たち?
モンゴル音楽? それともネイティヴ・アメリカン音楽? と思っていたら、解説を見て納得しました。 トゥバのフーメイ(喉歌)が使われているのですね。
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zappapa at 2015-06-30 22:05
モンゴルのホーミーは、今では、そこそこ有名になりました。一人の発生音に2つの音が入った独特の響きのものです。93年1月に彼らがコンサートでザッパ先生の近くにいた時に知人の紹介でザッパ先生の自宅に招かれ彼らの小さなコンサートが開かれました。この模様は BBC 放送が、最晩年のザッパ先生のドキュメントを収録していたので映像で残っています。YOU TUBE で見られると思います。その時に多分ザッパ先生に協力して歌や音源を残したものを今回のアルバム、及び、シヴィリゼーション・フェーズ・3に加工し使われました。(JZ)
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kyps
at 2015-06-30 22:29
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トゥバのフーメイかと思いましたがモンゴルのホーミーでしたか。
まぁどちらも喉歌なので私には違いが分かりませんけどね。
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