The Agony and the Ecstasy (JZ)

1965年の映画 The Agony and the Ecstasy です。大昔に日本のTVで放映されたものを白黒画像で見た記憶があります。当時は、まだ建築や絵画のこともよく分からない時期でしたが、チャールトン・ヘストンが、好きだったことと、天井画を描く時に絵の具が、目に入って大変に苦労するシーンが、強烈な印象でこの映画を覚えていました。今回のDVD盤は、最近、デジタル画像処理を行ったものらしく、美しいカラーで仕上がっていて有難いです。ミケランジェロの風貌は、個性的なのでなかなか適任の人が見つからない印象ですが、チャールトン・ヘストンは、かない上手い選択だと思います。相手役のユリウス二世は、レックス・ハリソンです。もうひとつ好みに俳優ではありませんが、頑張っています。ミケランジェロの天井画は、1980年代に修復がスタートし見事なオリジナルの美しい色が、取り戻されました。この映画の時期は、何百年の汚れが付いたままの時代なので描かれるシーンの色も以前のくすんだ色調のままです。それでもどのように天井にフレスコ画が描かれていくのかを丁寧に表現されています。オリジナルの天井の星が描かれてあるシーンも登場しますが、このシーンは、後年のチェザレ・ボルジアを描いた漫画、チェーザレ 破壊の創造者(惣領冬実)に出てくるカラーのインテリアの絵にも影響を与えたことと思われます。とにかく素晴らしい絵画の歴史を楽しめる作品です。ヴァチカンのサンピエトロ教会のファサード廻りの建築工事のシーンも面白いです。勿論、建築家のブラマンテやラファエロも登場します。
c0058954_21515828.jpg
c0058954_21522498.jpg
c0058954_21524555.jpg
c0058954_2153153.jpg
c0058954_21532083.jpg
c0058954_21534788.jpg
c0058954_215491.jpg
c0058954_21543675.jpg
c0058954_21551144.jpg

by zappapa | 2014-05-21 21:59 | 今日の1枚 | Comments(0)
<< ポール・ボネ #9 (JZ) I PURITANI (JZ) >>