LIVE IN HYDE PARK / JULY 5TH (JZ)

キング・クリムゾンのデビュー・ライブ盤を見つけました。こんなものが出ているなんて夢のようで驚きました。思えば、以前に紹介しましたEPITAPH ボックス・セットが、1997年に出ました。28年たって初期のオリジナル・メンバーが、記者会見を行い物々しい企画モノでした。その解説の文章の中である協力的なファンでありエンジニアの努力で痛んだ音源を蘇らせることに成功し、今後上手く行けばデビューのハイド・パークでのライブも発表できるかもとあったように記憶しています。その後5年後、2002年に遂にこれが発表されていたようです。初期のファンとしては、もう歴史的音源として待ちに待った待望の出会いでありまして、感無量的な思いです。表ジャケットは、ウッドストックのようにハイド・パークに集まった多くの人たちを鳥瞰で見下ろす写真を黒地にグレーの配色で見せています。裏は、当時のメンバーが、野外で座っている写真です。これは、前回のエピタフ盤にあった写真です。さて内容ですが、1曲目から21世紀の精神異常者からセンセーショナルなデビューです。残念ながら音質は、悪目ですし幾つかの音源を繋いだような箇所も聴き取れます。まあ音源が残っていただけでもオンノジのつもりで2曲目へ。ここからは、音が安定し、音質も良くなり俄然嬉しさが高まります。未発表曲も前回のエピタフ盤で知っているものもあります。構成では、前座なのでどうしてもそれぞれの曲は、短めであったように解説されていますが、印象としてはそう感じさせません。ボーナス・トラックで1997年の会見の一部を納めたモノと21世紀の精神異常者のスタジオ録音での別テイクでヴォーカルなしの曲が入っています。1969年6月12日録音とあります。実際の1枚目のアルバム録音は、69年7月21日から8月21日までとありますので、更に古い音源ということでのロバート・フィリップの思惑ではないかと思われます。別の解説でこのトラックのギターのソロ・パートは、気に入らず取り替えられているようなことも読みましたが、定かではありません。今回、ロバートのギターが、凄いので感激でした。中期のレッドのアルバム辺りからのワイルドなクリムゾンのギター・ワークが実は最初から行っていたことだったようでそれが分かっただけでも貴重でした。また、グレッグ・レイクの若々しいヴォーカル。( 現在、グレッグは、2012年ツアーでアメリカ、カナダを廻っています。ザッパ・トリビュート・バンドの PROJECT OBJECT のリーダー、アンドレが、ツアーに関わっているようです。) イアンかマイケルか定かではありませんが、コーラスでの歌声が、なかなか素晴らしいのにも驚きました。全員が一体になっての組曲的な進行で後半を一気に駆け抜ける雰囲気は、素晴らしいです。話は、遅くなりましたが、このハイド・パークのコンサートは、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズが亡くなり(69年7月3日)、2日後、新たにミック・ティラーが加わってのお披露目フリー・コンサートが、急遽追悼コンサートとなった有名なコンサートです。50万人ぐらい集まったような噂です。その前座が、なんとキング・クリムゾンのデビューという大きなオマケが付いていた凄いイヴェントだった訳です。初期の音源が少ない中で、このデビュー盤は、もうヒストリーです。これをしょっちゅう聴く訳ではないでしょうが、歴史を体験出来る楽しさは格別です。この時のストーンズのライブ音源も何時か聴いてみたいです。
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ストーンズのライブ。
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by zappapa | 2012-05-15 22:49 | 今日の1枚 | Comments(0)
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