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古代の草木染による復元 (JZ)

昨日、こちらのNHKで人間模様だったかの番組で高松塚古墳にある壁画を元に衣装を復元なさった老作家のドキュメントを見ました。もともと古代に関心が、あるものですし、1ヶ月前に新聞でこの復元の話を読んで既に興奮していました。素晴らしい仕上がりです。奥にいる紫の衣装が、今回の最後の作品です。絶滅の危機にある国産のむらさきの木からの染めの最後になりそうです。やはり百済、新羅系の感じでしょうか。。。
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by zappapa | 2005-04-27 22:30 | 今日の思い付き | Comments(3)
Commented by kyps at 2005-04-28 02:05 x
NHKの「にんげんドキュメント」ですね。見ましたよ。
あんな根っこを使って、あんな方法でよくあの色が出るものだと感心しましたが、完成した衣装と壁画の意匠のバランスが少し違うなと感じました。(スカートの長さのせいかな?)
それにしても、ほとんど消えて見えないハズの壁画からよくもまぁ紫だと判別できたもので、最新科学の凄さと『むらさき』に対する執念には脱帽です。
Commented by kyps at 2005-04-28 02:17 x
追記:
ネットで調べてみたら、あの浅紫の衣装を含む4点は高崎市染料植物園で6月まで特別展示されているようです。
Commented by (JZ) at 2005-04-28 03:25 x
そうですよね。この執念。親から3代にして仕上がった話は、涙物ですし、調査以前から紫では?と見つけた鋭い見識といい感服です。新聞の記事で読んだ時は、てっきり女性の人だと思ってしまっていたので、これまた驚きました。
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