今蘇るテープの音 (Y)

 昨年の秋からこつこつと集めていたビートルズのオリジナル・テープの話は、以前にもこのblogでしましたが、色々経緯がありまして今は私のオーディオの大先輩であるGRFのある部屋さんの手元に行っています。このテープを使って色々な実験がただ今行われているのですが、そのひとつがテープのコピーです。
 というのもこのオリジナルのテープは、モノラル・2トラック(しかもテープスピード9.5cm/sec.)と言う今では珍しい仕様なため再生がなかなか難しいので、せめて一般的な2トラテープのデッキに掛かる19cm/sec.にして頂こうと言うことになった次第です。
 そしてその第一弾が我が家に届きました。収録されているのが1stアルバムの「Please Please Me」なのですが、この大きな10号リールにテープスピード19cm/sec.と38cm/sec.の二つのテープスピードで入れて頂いていました。いわゆる2トラ・38と言う奴ですね。ただ一般と違うのは、1トラックにモノラル音源が入っていると言うことです。分らない人には「なんのこっちゃ?」ですね。
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 まあ、そんなわけで再生したらやっぱり38は良い音なわけです。しかし元の音はその1/4のスピードの9.5cm/sec.なわけですから、GRFのある部屋さんが再生しているオリジナルの音がいかに良いかということにハタと気がつきました。やっぱりこれはオリジナルでちゃんと聴ける環境を作らねばなりません。やれやれ、一週回って元の位置、と言う感じです。今日は分る人にしか分からない話でした(笑)。
by zappapa | 2010-01-15 00:48 | 今日のオーディオ | Comments(2)
Commented by TANNOY-GRF at 2010-01-15 10:16
(Y)さん、大変お待たせしました。いろいろな試行錯誤を繰り返しながら、やはり最後は、38/2トラになった訳ですね。
面白いこともあります。38にダビングした音の方が、依り安定した音で再生できるのです。低音部の充実の所為でしょうか?不思議な世界です。
Commented by (Y) at 2010-01-16 03:52 x
GRFのある部屋様
けっきょくアナログは物量ですね。物量投入分に正比例して音が良くなります。デジタルは軽薄短小で簡便さが売りですが、けっきょくその裏側でクオリティを犠牲にしてきたと言うことを痛感させられた今回のプロジェクトでした。やっぱり擦ってなんぼのオーディオです。
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